大人になって吃音が消えた
吃音(きつおん)って言葉知ってますか?
「どもり」の事です。
最近、「どもり」という言葉は差別用語や放送禁止用語とされており、
公の場で使われなくなってきているそうです。
私は吃音が治ったという言い方はしたくないんです。
だって吃音は病気じゃないと思っているから。
これも一つの個性だと思いたいし、みんなにも思ってほしい。
甥っ子が幼児の時から吃音で、中学生までは少し苦労しました。
自分に自信が持てなかったみたいで、コンビニすら一人で行けなかったようでした。
周りの人たちの冷たい目や陰口もひどかったようです。
でも、大人になった今は、知らないうちに吃音も消えて、立派な社会人になっています。
吃音でも「どもり」でも呼び方をどうのこうの言うよりも、
それを個性だとみなされる社会になることの方が大切だと思います。